よくある質問

質疑応答

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  • ■ 医療大麻の効果についてのよくあるご質問
  • Q1). どのような病気・症状の患者に対して医療大麻の処方が受けられるのでしょうか?
    A1). 医療大麻治療の患者様の大半はガン患者です。しかもそのほとんどがステージ3、4の患者様です。大麻の成分は抗がん剤治療の副作用を和らげる効果があるとされ、腫瘍が小さくなるケースも確認されています。ガン以外だとアルツハイマーやパーキンソン病、脳性麻痺、子供の自閉症やADHDなどの患者様も多いです。あとは精神的なもの、例えば不眠やうつ、情緒不安定、イライラ等の症状にも有効だと考えられています。怒りっぽい人や不安、ネガティブ思考に悩んでいる人、不眠症の方でアルコールや睡眠導入剤に頼ってしまっている人がいたら、医療大麻を試してみる価値はあると言われています。

    Q2). ガン患者について医療大麻は効果があるのでしょうか?
    A2). ガン患者の中には食欲がなく痩せてしまったり、痛みが激しかったりする人が多いですが、大麻を使うことでよく眠れるようになったり、食欲が旺盛になったり、痛みや炎症が抑えられ、筋肉も正常に動いたという報告があります。医療大麻はガンの様々な症状にとても効果的だと考えられています。

    Q3). どのような医療大麻が処方されますか?
    A3). 医療大麻と一口に申しましても様々ですが、タイ保健省は医療大麻を3つに分類し、大麻に含まれる化学物質(カンナビノイド)の一種であるCBD*(カンナビジオール)THC*(テトラヒドロカンナビノール)とその両方の成分を含んだもの、この3種類を医療大麻として扱っています。欧米では、大麻のバッズ(花穂)を医療大麻としてそのまま処方する国もありますが、タイ国では使用されておりません。

    *CBD(カンナビジオール)は向精神作用がなく、日本では健康食品として扱われているほど有害性が低い成分であります。
    *THC(テトラヒドロカンナビノール)は向精神作用がある成分であり、大麻を摂取して陶酔するのはこのTHCの薬理作用によるものです。

    Q4). 子供の自閉症等にも効果がある旨を知りました。タイ国内にて医療大麻の治療が受けられる年齢は何歳からでしょうか?
    A4). 年齢制限はありません。しかし、体が未熟である子供については、医師の診断に拠ります。

    Q5). 医療大麻を使用することにより、陶酔してしまうことはないのでしょうか?
    A5). 医療大麻について、陶酔などの副作用があるかは、個人差があります。摂取量については、医師の診断及びの下、処方は少量から初め適量を探りますので、陶酔などの心配も無く、安心、安全は担保されます。

    Q6). 服用後、禁止している事はありますか?
    A6). 服用後の飲酒、外出(車、バイク等の運転)は厳禁です。

    Q7). 医療大麻の形状(液状?固形物?)や摂取方法(吸う・飲む・食べる・塗る)は何でしょうか?
    A7). 医師の指導によって、通常は液状のCBD & THC オイルを飲む方法となります。

    Q8). 医療大麻製品には3種類あるとのことですが、使い分けどうしているのですか?
    A8). タイ保健省は医療大麻をTHC、CBD、THCとCBDを1:1で混ぜたものの3種類で効能を分けて考えています。どのような症状の患者に処方できるのか、ということについては、ある程度、医学的経験の蓄積があります。

    Q9). 医療大麻製品はどこが作っているんですか? タイ国において合法的な商品でしょうか?
    A9). 医療大麻製品はタイ政府によるGPO(The Government Pharmaceutical Organization)が作っています。 医療大麻ライセンスを持つ病院やクリニックだけが、GPOから医療大麻製品を仕入れることができ、患者に対し処方することができます。

    Q10). 楽天市場ではたくさんのCBDオイルが販売されていますが?
    A10). CBDオイルだけみれば、日本はタイよりもはるかに普及しているといっても良いかもしれません。日本においてCBDに関しての規制は日本はタイよりも緩く、CBDを含んだオイルや食品についてアマゾンや楽天などのECサイトで簡単に手に入れることもできるようです。他方、タイにおいては医療大麻のライセンスを持った病院やクリニックで処方して貰いますが、CBDオイルだけではなく3種類の医療大麻製品を用いて処方されます。
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